【持続化】公募申請の流れ③

GビズIDの取得

最近の補助金申請は電子申請が一般的になっています。

4大補助金の中では唯一小規模事業者持続化補助金<一般型>だけが従来の郵送による申請に対応しています。ただ、以前は郵送申請の場合だけ補助金で購入するものの見積書を同封することができるといったメリットもあったのですが、現在は電子申請でも見積書を添付することができるので、郵送で申請するメリットはほとんどありません。

電子申請を行う場合はGビズIDプライムという電子申請用のアカウントが必要になります。

中小企業庁の補助金だけでなく国土交通省や農林水産省の手続きにも使えたり、最近では東京都の助成金の申請でも使うようになってきたので、今後補助金に申請する可能性がある方は早めに取得手続きをしましょう

また、今すぐには補助金に申請しないという方も早めに手続きをして損をすることはありません。

というのも、このアカウントを取得するためには印鑑証明を郵送で送らなければならないという手間暇がかかるからです。

さらに、申込書や印鑑証明などの必要書類を発送してから実際にアカウントが発行されるまで、早くて1週間、遅いときは4週間かかった時期もありました。最近はさすがにそこまで時間がかかることはありませんが、それでも2週間程度は見込んでおいたほうが安全です。

というわけで、今すぐ補助金に申請しない方も今後補助金に申請する可能性があるのであれば、GビズIDプライムは早めに取得しておくことをお勧めします。

ちなみに、GビズIDプライムの発行は時間がかかるのですが、暫定的に使える暫定版GビズIDというものもあります。こちらは電子申請で申し込むことができ、2、3日で発行されるようです。

しかし、小規模事業者持続化補助金の場合、最初の公募申請に使うことはできても、実施報告の手続きには使えません。また、今後は小規模事業者持続化補助金も郵送申請ができなくなり、電子申請のみになることもあり得ます。実際、過去に募集された「小規模事業者持続化補助金<低感染リスク型ビジネス枠>」は電子申請のみでした。

その他の補助金でも暫定版IDでは申請できないとしているものが多いので、通常版のGビズIDプライムを取得することをお勧めします

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする