農業にものづくり補助金を活用するポイント

今回は、ものづくり補助金が農業にも活用できるのか調べてみました。
採択されるためのポイントはどこにあるのでしょうか。

■農業と革新性

ものづくり補助金を得るには、革新性が求められます。
農業というと、自然を相手に地道に手作業で作物を手入れしたり、農業用機械や農機具を使って作業したりするイメージがあるかもしれません。
私は最近、おうち時間が増えたこともあり、農家さんから直接お取り寄せしたこだわり野菜を買うことが増えました。
最近の農家さんでは、後継者不足や人手不足を補うとともに、収益性を上げるためにスマート農業に取り組むケースが増えていると感じています。
広い畑やビニールハウスを一人もしくは少人数で管理し、温度管理や水管理などはセンサーとアプリ、自動制御機器などを導入しているのです。
利益率の低い農協への出荷から、小売店や飲食店との供給契約や、消費者に直接オンライン販売するケースも増えました。
こうした方法は革新的な新たなサービスといえ、ものづくり補助金の活用の余地があると感じます。

■採択されるためのポイント

農業において、ものづくり補助金の採択を受けるために事業計画を行うときのポイントは、他の業種でも共通しますが、課題の明確化とその解決策の具体化、革新性と将来展望などをしっかりと考えてまとめることです。
たとえば、これまでの農業では経験則や勘に頼る部分が多かったところを、品質の安定性と生産性の向上のために、客観的なデータに基づいた栽培をしていくなどです。
農協への出荷ではなく、契約先や消費者に直接定期販売などを行うとなれば、天候や気候に左右されず、安定的に収穫できるようになることも欠かせません。

■今後に向けた設備導入

収益を増やすために市場出荷ではなく、小売や飲食店、消費者などと直接取引を行うには、年間を通じた安定供給が求められます。
作物の成長には、天候や日射量、温度や湿度、CO2などさまざまな環境を作物に合わせて管理しなくてはなりません。
安定品質・安定生産を図るという課題の解決策として、環境制御機器が必要と考えることができます。
たとえばトマト栽培のケースなら、春秋の品質向上に役立つ除湿機、真夏に生産量をアップさせるためのミスト発生装置、冬の収穫量増加につなげる二層自動カーテン装置やCO2発生装置などです。
これらの装置をすべて自費で導入するのは大変ですが、ものづくり補助金が活用できると助かりますね。

■まとめ

人手不足を解消し、生産性や安定供給性を高めて収益を上げていくために、スマート農業の実現が注目を浴びています。
センサーや環境制御機器などの導入を自費で行うのは大変ですが、ものづくり補助金の採択を受けられると助かります。
そのためには、農家ごとに課題の明確化とその革新的な解決策を具体化し、その根拠などをしっかりとデータなどで示すとともに、将来展望も踏まえた事業計画書の作成がポイントになることがわかりました。

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