行政庁のDXが進んできたこともあり、あらゆる手続きをオンラインで行うことができるようになってきました。
ものづくり補助金の申請も、電子申請で行われています。
今回は、ものづくり補助金の電子申請についてご紹介していきます。
■ものづくり補助金の電子申請とは?
ものづくり補助金は、電子申請という方法で申請を行います。
電子申請は、いわゆるインターネットを介してパソコンで申請する方法です。
紙文書で申請すると書類作成に多くの手間暇がかかってしまいますが、電子化されたことで手続きが非常に効率的になっています。
インターネット利用ができるスマホやタブレットなどでも申請できるのではと思われがちですが、サポートの対象外となっいます。不具合が発生しても対応してもらえないことがありますので、必ずパソコンから申請を行いましょう。
推奨ブラウザとして、Google Chrome、Microsoft Edge、Firefoxが推奨されていますので、パソコンにこれらのブラウザが入っているかを確認しましょう。
■電子申請の前に必要な準備
電子申請を行うためには、まず、GビズIDプライムのアカウントの取得が必須です。
GビズIDは、法人・個人事業主向けの共通認証システムとなっていて、取得することによりいろいろな行政サービスを利用することができます。
■電子申請の方法について
GビズIDプライムアカウントを取得したら、IDを使ってログインし、会社情報などの基本情報を入力していきます。
万が一不備があると採択されない可能性がありますので、慎重に入力していく必要があります。
次に、申請内容について検討していきましょう。
ものづくり補助金の公募要領に記載された条件をチェックしながら進めていくといいでしょう。
そして、次にGビズIDプライムで、事業計画名や事業計画の概要、実績説明などの必要な項目を入れていきます。
最後に、必要となる提出書類のアップロードをしていきます。
特に提出書類リストに必須と書かれた項目については、必ずアップロードを忘れないようにしましょう。
ここまで完了したら、申請内容を最終的に確認し、送信します。
申請内容の確認では、全項目について作成済みとなっているかどうかをチェックしてください。
次に誓約事項を確認して、同意を押したら申請が完了します。
■まとめ
会社にいながら、どなたでも簡単に申請できるので便利です。
ただし、ネットに詳しくない方や初めての申請で採択される自信がない方は、士業やコンサルタント、国から認定を受けている認定支援機関(経営革新等支援機関)からの助言やサポートを受けると、より安心して申請ができるでしょう。
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