事業再構築補助金の申請結果が不採択だったときにやること

事業再構築補助金の申請を行ったけど、残念ながら不採択になってしまったという方も多いでしょう。

再度チャレンジすることに決めて、あらためて事業計画書を作ろうとしても、具体的な理由がわからなければまた不採択になってしまうおそれがあります。

今回は、事業再構築補助金の申請が通らなかった場合、どのようにすべきかをまとめましたので、お困りの方は参考にしてみてくださいね。

■不採択になった場合は確認を!事業再構築補助金の申請結果が不採択となってしまったら、まず事務局に問い合わせ、不採択の理由を確認することが先決です。

公式サイトにはコールセンターの電話番号が掲載されているので、こちらに連絡してみましょう。

その際、不採択理由を教えてほしいと伝えると、後日担当者から折り返しの電話が入ります。

ただし、連絡するのは申請者本人で、受付番号を伝えることが必要となります。

窓口は比較的混んでいることが多いため、焦らず連絡を入れるようにしてみてくださいね。

■どのような不備が予測される?不採択で多いのは書類の不備や、事業化の内容、再構築の内容です。

書類の不備であれば簡単に直すことができますが、計画内容が不十分で評価が低くなっている場合、すぐに修正というわけにもいかないでしょう。

■想定されるマイナス評価の理由担当者の方から丁寧なフィードバックがあっても、評価の本質的なマイナス部分がなかなか把握できないということも少なくありません。

もともと事業再構築補助金は、ポストコロナにおいて事業をV字回復させるために交付されるお金です。

そのため、実施できる可能性が高く、結果として成長できる事業になっているかどうかが評価ポイントといえます。

事業計画に裏付けがあるか、市場リサーチされているかなどポイントは多々ありますが、実際には「事業に取り組む熱意」を伝える工夫も必要です。

事業内容をなるべく簡潔にまとめつつ、どうすれば相手に魅力が伝わるかという目線で計画書を作ることが重要といえるかもしれませんね。

■事業再構築補助金の採択結果2021年9月2日発表の2次公募(通常枠など)の採択結果は、応募数20,800件に対し、採択数9,336件となっています。

採択率は44.9%であり、半数以上が不採択になったことになりますので、決して簡単だとはいえません。

ただし応募数20,800件のうち、そもそも要件を満たしていた申請数は18,333件だったそうです。

2,467件も不適当な申請があったことになりますので、再チャレンジする際は不備のないように注意しつつ、あらためて事業計画書の内容を考えていきましょう。

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