美容室の経営が苦しいときは事業再構築補助金を活用しよう

コロナの感染を恐れて、今まで通っていた美容室に行かなくなってしまったという方も多いのではないでしょうか。

美容師さんの側も、感染の不安を抱えながら仕事にあたるのはなかなかつらいものですよね。

ソーシャルディスタンスや消毒など、コロナへの対策が必須な時代、これからの美容室経営はどのようにしていけばよいのでしょうか。

今回は美容室を経営されている方に向けて、事業再構築補助金の活用法を紹介していきますので、興味をお持ちの方は参考にしてみてくださいね。

■事業再構築補助金とは事業再構築補助金は、新分野展開や業態転換、業種転換のような思い切った事業再構築に取り組もうとする中小企業や個人事業主などを支援するために交付されるお金です。

事業計画書を作り、認定経営革新等支援機関と呼ばれる第三者機関からの認定を受けなくてはなりませんが、美容室を経営されている方でも申請は可能です。

■美容室における事業再構築美容室における事業再構築のプランとしては、いったいどのようなものが挙げられるのでしょうか。

基本的なスタンスとして、再び感染が拡大してしまうリスクを踏まえて感染対策を講じながら、事業の発展につながるなどのアイディアを出すことがポイントです。

たとえば、現在は1つのフロアにイスを並べて施術を行っているのを、個別ブースを設け、ラグジュアリーな個室サロンに転換するといった方法が考えられますね。

また、これまでは着付けやヘアメイクなどのメニューを設けていた美容院が、成人式や卒業式などのイベント需要の減退を踏まえ、カット専門店やカラーリング専門店に業態転換するというケースも多く見られます。

さらに、これまでフリーの美容師として、ホテルやイベント会場でのヘアメイクや着付けを専門としていた方も、イベント需要の減少に備えてさまざまな方向転換をしています。

自宅を改装してプライベートサロンを設ける、サロンで個人客の予約を取りながらイベント需要へ対応していくなど、リスク分散を行いながら売り上げを伸ばしている方も少なくありません。

なかにはヘアケア製品などの正規代理店となり、施術に加えて商品販売も行う、オンラインショップの運営を始めるなど、新規事業をプラスして経営を続ける方も多くいらっしゃいます。

メンズエステのメニューを設けたり、子どもを対象にしたカットメニューを増やしたりするなど、さまざまな採択事例があるので、これらを参考にして新しいビジネスプランを考えてみてくださいね。

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