事業再構築補助金の電子申請に必要な「GビズID」とは?

Withコロナ時代において、中小企業の事業再構築の支援と日本経済の構造転換のために交付されているのが事業再構築補助金です。

令和3年4月15日に公募が開始されて、11月の時点で第4次公募が始まっています。

補助上限が100万円~1億円、補助率3分の2という大型補助制度なうえに、ルール違反となる行為をしない限り返金の必要がないことから多くの中小企業が注目していますよね。

事業再構築補助金を受けるためには新しい事業計画を立て、国に申請して審査に通過しなければなりませんが、どのようにして申請をすればよいのでしょうか。

今回は事業再構築補助金の申請方法について解説していきますので、お困りの方はチェックしてみてくださいね。

■アカウントを取得する事業再構築補助金の申請は、原則「電子申請」のみとなっています。

申請をするために、まずは「GビズID」のサイトにアクセスして、「GビズIDプライムアカウント」を取得します。

GビズIDプライムアカウントを取得すると、数多くある法人向け行政サービスが利用できるとのことです。

ただし、コロナの影響や補助金申請もあって混み合っており、取得までに約3週間かかるともいわれているので、アカウントは早めに取得しておくようにしましょう。

■申請期間はどのくらい?事業再構築補助金の申請には数多くの書類が必要になるため、事前に準備しておきましょう。

第1回から3回までを見ても、申請期間は1~2ヶ月程度と比較的短く、第1回のときは令和3年3月26日~令和3年4月30日まででした。

正確には、電子システムが導入されたのが4月15日で、申請期間は5月7日まで延長されたのですが、いずれにしても約3週間しか申請期間がなかったのです。

申請が始まってから揃えようと思っても、期限内に申請できない可能性もあるので注意が必要ですね。

■申請方法から補助を受けられるまで公募受付が始まったときは、事業再構築補助金の申請サイトにアクセスして、GビズIDプライムアカウントでログインをします。

必要事項を入力し、書類を添付、送信すれば申請は終了です。

審査結果は、申請者全員に補助金の交付の可否が通知されます。

ただし、これで終わりではなく、交付されることが決まったら補助金交付審査申請を行います。

審査の結果、補助対象として認められない経費があると補助金が減額されることもあるようです。

また、実際の補助金の支払いは後払いです。

補助対象として認められた経費を使って設備の購入などに支出し、それを確認できたら正式に支払われるというシステムになっています。

このように、申請から交付までは多くの手間や時間がかかるので、それぞれの手続きをスムーズに進めていけるように申請のやり方や手順を押さえておきましょう。

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